若狭小浜にスルメイカ釣りに行ってきました。
夕方4時から大アジ釣り、日が暮れたらスルメイカ釣りのリレー釣りです。
家族5人での仕立船で行きました。
天気もよく、小浜湾内は波も穏やかで絶好の釣り日和!のはずでしたが、湾内を出ると様子は一変しました。
仕掛けもセットしないうちに船酔いです。
「来るんじゃなかった、あー、もう帰りたい、あと7時間も陸に上がれないのかー」などと憂鬱で後ろ向きな気分がますます気持ちを悪くさせます。
なんとか頑張って何匹か大アジを釣りましたが、限界に達し吐きました。
昼に食べた名物?の小浜ラーメンが流されていきました。
3度ほど吐いたらちょっと気分が回復してきましたが、下を向いたり動いたらまた気持ち悪くなるので、コマセもサシ餌もなんにもなしでサビキを垂らしていました。
オモリで底をトントンたたいていると、急に竿先が海面に引き込まれました。
深場にオモリが落ちて根掛かりしたのかと思いましたが、なにかがゴンゴンと暴れている模様です。
慌ててリールを巻こうとしましたが、ドラグがゆるく糸が出ていく一方です。
このまま力任せに引っ張っていたらアジサビキのエダスがもつわけがないので、ドラグを少し締め相手が暴れるときは竿でためて、静かになったらゆっくりと竿先を上げていきリールを2・3回ほど巻きながら竿先を元の高さにもどす、というのを繰り返すことにしました。
相手との根競べです。
アジサビキになにがかかったんやろなー?小さいアジがかかってそれを底物が食ったのか?はたまたハマチか?青物ならもっと左右に走り回るんじゃないのか?
などと考えながら、なんとかかんとか10mくらいまで上げました。
エダスが切れたらヤバいので、早めにタモを用意してもらいました。
なにが釣れたのだろうと船べりから身をのりだしてみたら、それは大きな真鯛でした。
本命の大アジ、スルメイカではありませんが、とてもうれしい外道でした。
日が暮れてから更に沖のスルメイカポイントに移動してイカ釣りを始めましたが、100号のオモリは重いし、波が高すぎて船はゆれるしで全然あたりがとれずほとんど釣りになりません。
吐きながらなんとか頑張って5匹釣りましたが、しまいには仕掛けが船底に引っかかってしまったので、切り捨てて万事休すでした。
その後、ほぼ全員が船酔いでダウンしたので、予定より1時間ほど早く納竿としました。
おそるべし、日本海!
泉南とは大違いです。
波の穏やかなときにリベンジしたいです。
発砲スチロールの横幅が50cm強です。
年賀状用に撮ってもらったのですが、夜だったのでピンボケでした…。残念!